1. HOME
  2. その他
  3. サントリー食品、売上前年同期比10.3%増 機能性表示食品『伊右衛門 濃い味』は引き続き好調

サントリー食品、売上前年同期比10.3%増 機能性表示食品『伊右衛門 濃い味』は引き続き好調

 サントリー食品インターナショナル㈱(東京都港区、小野真紀子社長)はこのほど、2023年12月期第2四半期(23年1月1日~6月30日)決算短信を発表した。売上高は前年同期比10.3%増の7,491億3,500万円、営業利益は同14.4%減の688億3,100万円だった。

 日本事業は、人流の回復に伴う需要増が見られる中、価格改定が継続したことなどの影響もあり、清涼飲料市場(同社推定)は前年同期を下回った。水・コーヒー・無糖茶カテゴリーを中心にコアブランド強化に取り組み、新商品発売やマーケティング活動が貢献した結果、販売数量は前年同期を上回り、同第2四半期連結累計期間において過去最高を達成すると同時に、市場シェアをさらに拡大した。

 「伊右衛門」は、緑茶市場全体が22年10月からの価格改定の影響を大きく受ける中、ブランド全体の販売数量が前年同期を下回ったが、22年2月に機能性表示食品として新発売した『伊右衛門 濃い味』は、引き続き好調に推移した。同事業の売上は、同7.3%増の3,282億円、利益は同20.8%増の170億円となった。

 アジアパシフィック事業では、清涼飲料事業と健康食品事業のコアブランド集中活動を継続した。健康食品事業の回復に時間がかかっている中、清涼飲料事業は主要国において堅調に推移。売上は、清涼飲料事業の堅調な販売数量に加え、主要市場における機動的な価格改定も寄与し、前年同期と比べ2桁以上の増収となった。利益は、清涼飲料事業は増収効果により原材料などのコスト影響を吸収したが、健康食品事業の売上収益減少の影響を大きく受けると同時に、前第2四半期連結会計期間において計上したオセアニアのフレッシュコーヒー事業譲渡による譲渡益の反動もあり減益となった。健康食品事業では、健康食品市場全体に対する消費者の需要減少の影響を大きく受ける中、主力の「BRAND’S Essence of Chicken」のマーケティング活動の徹底、販売トレンドは徐々に回復してきた。
 これらの結果、アジアパシフィック事業の売上は同7.5%増の1,827億円、利益は同44.4%減の225億円だった。

TOPに戻る

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

LINK

掲載企業

INFORMATION

お知らせ