サプリ消費支出、9月はプラス 【家計調査】前年同月比1.7%増、一方で無職世帯は8.2%減
総務省が7日発表した2023年9月の家計調査(2人以上世帯)によると、サプリメントなど「健康保持用摂取品」への1世帯あたり消費支出は1,168円だった。前の月と比べて60円減少し1,200円を割り込んだが、名目の前年同月比は1.7%の増加だった。増加は2カ月ぶり。
世帯別では、無職世帯が名目8.2%減の1,251円。減少は2カ月連続だ。前の月は1,525円を支出していたため、前月比でも減少した。一方、勤労者世帯は名目5.2%増の865円。前の月の0.6%減から増加に転じた。前月比では75円少なかった。
23年1~9月の健康保持用摂取品への支出は累計で1世帯あたり1万96円。前年同期比は約1%の微増にとどまる。無職世帯の支出が減少傾向で、約6%減少している。
9月の全体の消費支出は1世帯あたり28万2,969円だった。物価変動の影響を取り除いた実質の前年同月比は2.8%減となり、7カ月連続で減少した。
○2023年の家計調査結果
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