サッポロHD、乳酸菌による「睡眠の質」改善作用を確認
サッポロホールディングス(株)(東京都渋谷区、中村剛代表)は19日、臨床試験によって、同社独自の乳酸菌に睡眠の質を改善する作用があることを確認したと発表した。
日頃、睡眠の質に不満を感じている健常な日本人の成人男女220人を対象に、二重盲検ランダム化プラセボ対照並行群間比較試験を実施。1つのグループに試験食品、もう1つのグループにはプラセボ食品を4週間にわたって摂取させた。摂取前と摂取4週間後のOSA-MA(起床時の睡眠内省を評価する心理尺度)、睡眠調査、自覚症状を評価した。
その結果、試験食品群はプラセボ群と比べて、摂取4週間後の起床時の眠気の改善、起床時に感じる一時的な疲労感の回復など、睡眠の質を改善することを確認したと報告している。