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サステナブルな化粧品開発を支援 日光ケミカルズ、過熱がいらない製法による処方が評価

 日光ケミカルズ㈱(東京都中央区、中原秀之社長)はこのほど、16日からパリで開催された「in-cosmetics Global 2024」の「Make-Up Bar award(メイクアップ処方部門)」でブロンズ賞を受賞したと発表した。

 受賞したのは、「冷製美 REI-SEI-BI Cold Process Beauty」のメイクアップのコンセプト処方。製剤を調製する際の乳化や分散において、加熱がいらないエネルギー使用を抑えたコールドプロセス製法で作られた処方で、スキンケアやメイクアップ商品に応用される。サステナブルな製法で製剤化し、J-beauty発想のみずみずしく心地よいテクスチャーかつ、自然由来指数97%以上(ISO 16128)を実現している。同社の乳化剤や分散剤などを主原料に使用し、使用感に優れた3つの製剤(ジェリーアイシャドウ、メイクアッププライマー、ファンデーション)を開発している。

 担当者は、「世界中で関心の高いサステナビリティに対して、メイクアップ処方チームとしてどのように貢献できるかを考え、使用感にもこだわり開発した製剤であり、今回の展示会をきっかけに、お客様に紹介できることを大変嬉しく思います」とコメントしている。

 同社にとって「Make-Up Bar award」 の受賞は、2017年の「in-cosmetics Global」以来2度目の受賞。同社では、今後も高品質な化粧品原料の安定的な供給をはじめ、化粧品処方開発支援などのソリューションの提供を引き続き行うとしている。

(冒頭の写真:同社リリースより)

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