コンセプションケア協会が活動開始 性別問わずウェルネス向上目指す、初のセミナーを来月24日
性別や世代を問わないウェルネス向上を目指すための課題研究や普及啓発を進めることを目的に昨年4月発足した(一社)コンセプションケア協会(東京都港区、井手久満代表理事)が、本格的な活動を始める。第1弾として、フェムテック(FemTech)やメルテック(MalTech)などの分野で活動する識者らを招いたセミナーを、来月24日に都内会場とオンラインのハイブリッドで開催する。
コンセプションケアについて同協会では、「人々がより健康になること、素敵な命を育むチャンスを増やすこと、将来の家族がより充実した生活を送ること」と説明。そのために必要な課題を研究し、研究成果を発信したり、人材育成を進めたりすることを目的に設立した、という。代表理事を務める井手氏は、抗加齢医学や男性医学が専門。現在、順天堂大学大学院医学研究科デジタルセラピューティックス講座の特任教授を務めている。
第1回セミナーでは、井手代表理事が、フェムテックと対をなすメルテック(男性=Maleとテクノロジー=Techを組み合わせた造語)をテーマに講演するほか、女性のキャリア支援などを手がける志希グループ 代表の夕妃さおり氏(同協会理事)、ヘルスケア分野に精通する西沢邦浩氏(日経BP総研メディカル・ヘルスラボ)らが、少子化問題やフェムテックの最新事情などについて講演する予定。特別ゲストとして、俳優の内藤剛志氏を招き、「コンセプションケアの重要性」をテーマにしたトークセッションも開く。
会場は、東京・赤坂の赤坂インターシティコンファレンス。ライブおよびオンデマンド配信も行う。時間は午後3時から5時半までの予定。参加費は1人5,000円(税込)。詳細や参加申込は第1回セミナー専用サイトから。
(冒頭の画像:コンセプションケア協会のロゴマーク。協会提供)