コロナの真相(9)~国民は本気で怒るときが来た!緊急事態宣言の根拠も効果もない!
(公財)食の安全・安心財団理事長 東京大学名誉教授 唐木英明
〇基本戦略:ワクチンと治療薬開発で重症・死者が減るまでの間、医療崩壊を防ぎつつ、時間稼ぎをする。
作戦1:ベッド増加(政治と医師会は努力していない)
・全病床160万床中公立病院を中心に6万床(4%)しか感染者を受け入れていない。ベッド増加のために医療者のワクチン接種を優先したけれど、日本医師会は全く協力しない。
「ただ乗り」を批判すると次の選挙で票がもらえないから、これ以上言うのはやめよう。
作戦2:感染者削減(国民にだけ努力を強いる)
・自粛、時短、酒類提供禁止、違反したら反則金!「洗脳作戦」にメディアが協力したおかげで、国民はコロナを「恐怖の感染症」と思い、「感染者削減」が唯一の対策だと思い込んだ。
ベッド増加の失敗は知らないから、この作戦を続けても国民から文句は出ないだろう。
●第4次緊急事態宣言
・第3次宣言末期には感染者が増加したのだから、宣言の効果はないことは分かっている。しかし「感染者削減至上主義」を信じている国民向けに何かしないと批判される。仕方がないから「事業者いじめ」を続けよう!
・ワクチンの効果で死者は急速に減っているのだから、英国と同じように規制はすべて解除してもいいのだが、今さら対策を変更したら責任を問われるし、「コロナ権益」がなくなるから、安易な道を行こう!
※国民はこれほど馬鹿にされて黙っているのか?
<著者プロフィール>
1964年東京大学農学部獣医学科卒。農学博士、獣医師。東京大学農学部助手、同助教授、テキサス大学ダラス医学研究所研究員などを経て東京大学農学部教授、東京大学アイソトープ総合センターセンター長などを歴任。2008〜11年日本学術会議副会長。11〜13年倉敷芸術科学大学学長。専門は薬理学、毒性学、食品安全、リスクコミュニケーション。
※「コロナの真相」は、唐木英明氏のフェイスブックからの転載です。