コロナの真相(4)~なぜ4回目の緊急事態宣言!?
(公財)食の安全・安心財団理事長 東京大学名誉教授 唐木英明
〇英国ではデルタ株が広がって感染者が1日3万人近くまで増えているが、ワクチンの効果で死者は激減して1日10人内外。
〇ジョンソン首相はマスクや集会制限をはじめ、すべての規制を解除する方針を発表した。
●東京は感染者が増え始めて7日には920人になった。
●しかし死者は7月に入って予想よりはるかに少なくなり、1日に0~1人。
●これは重症化して死亡する高齢者のワクチン接種が進んだためで、英国の例から見ても、感染者が増えても、死者はほとんど出ない状況が続くことが予測される。
★コロナ対策の最重要目標は死者を減らすこと。ワクチンの効果で英国も日本も、最重要目標を達成した!
★にもかかわらず、日本だけが「対策の強化」を叫ぶ!
蔓延防止措置の延長?酒類の提供禁止?五輪は無観客?
英国人に言わせたら馬鹿じゃないか!!
と言っていたら「ニュース速報」だ。
東京に4回目の緊急事態宣言! なぜ??
<著者プロフィール>
1964年東京大学農学部獣医学科卒。農学博士、獣医師。東京大学農学部助手、同助教授、テキサス大学ダラス医学研究所研究員などを経て東京大学農学部教授、東京大学アイソトープ総合センターセンター長などを歴任。2008〜11年日本学術会議副会長。11〜13年倉敷芸術科学大学学長。専門は薬理学、毒性学、食品安全、リスクコミュニケーション。
※「コロナの真相」は、唐木英明氏のフェイスブックからの転載です。