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コロナの真相(14)~ワクチン最低1回接種でデルタ株は風邪になる!

(公財)食の安全・安心財団理事長 東京大学名誉教授 唐木英明

〇国と専門家は、コロナの恐怖を煽って国民に自粛させてきた。
新たな「恐怖ネタ」がデルタ株だ。感染力が従来株の2倍、しかもワクチン1回接種では感染を十分に予防できないという。
〇デルタ株が広がっている英国を見ると、国民は1回以上ワクチン接種をしているにもかかわらず、感染者は増えつつある。ところが、重症者も死者も減っている。これまでの感染の波と比べれば差は明らかで、1回接種でも重症化と死者を減らすことを示している。日本では1回目と2回目の間隔は3週間だが、英国では接種者を増やすことを優先して12週間隔にしたため、1回接種者が増えたのだ。
そして感染者の多くは1回接種の若者であり、その大部分が軽症か無症状である。

●「ワクチンを接種してもデルタ型に感染する」という話は嘘ではないが、それは2回接種が終わるまでの一時的な現象である。死亡リスクが高い高齢者の接種が3週間間隔で順調に進んでいる日本では、今後、感染者が多少増える可能性があるが、重症と死者は減るだろう。
ワクチンを最低1回接種すれば、たとえデルタ株であってもコロナは普通の風邪になることが証明されたのである。

<著者プロフィール>
1964年東京大学農学部獣医学科卒。農学博士、獣医師。東京大学農学部助手、同助教授、テキサス大学ダラス医学研究所研究員などを経て東京大学農学部教授、東京大学アイソトープ総合センターセンター長などを歴任。2008〜11年日本学術会議副会長。11〜13年倉敷芸術科学大学学長。専門は薬理学、毒性学、食品安全、リスクコミュニケーション。

※「コロナの真相」は、唐木英明氏のフェイスブックからの転載です。

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