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グアーガム分解物が短鎖脂肪酸増やす 【機能性表示食品届出更新】ネスレ日本が新たな届出

 消費者庁が12日に行った機能性表示食品の届出情報公開データベースの更新で、計30件の新規届が公開された。これで2023年度分(届出番号Iシリーズ)の届出公開件数は累計130件になった。

 公開したのは、4月26日までに届出のあった、サプリメント14件、サプリメント以外の加工食品14件、生鮮食品2件。届出番号としては、I101からI130まで。

 新規の機能性関与成分は公開されなかったが、グアーガム分解物(食物繊維)について、酪酸などの短鎖脂肪酸を増やす旨のヘルスクレームを新たに加えた届出があった。同成分を配合したサプリメントなどの届出を複数行っているネスレ日本㈱(神戸市中央区)が届け出た。これでグアーガム分解物の届出件数は累計35件になった。サプリメントでの届出が多い。

 「YN-1(イソエポキシプテリキシン)、イソプテリキシン」という機能性関与成分の届出も公開された。食後血糖値の上昇を抑えたり、高めの血圧を下げたりする働きがあるという。届出資料によれば、有機ヒュウガトウキ(日本山人参)の葉部に含まれるもので、届出は21年9月以来3件目。これまでの届出者である㈲メイゲン(鹿児島県霧島市)を昨年に子会社化していた通販企業の㈱ハーバルアイ(福岡市中央区)が届け出た。

 既届出の取り下げ情報も更新された。「商品リニューアル」を理由に、『IMIDEA』を製品名とするゼリー2品目の届出を日本ハム㈱(大阪市北区)が取り下げたという。同社は先月、『IMIDEA EX1000β』を製品名とするゼリーの届出を新たに行っていて、公開もされている。機能性関与成分や主なヘルスクレームは旧届出と同じ。

【石川太郎】

〇23年6月の届出DB更新
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