キリン、「朝の免疫ケア」提案
キリンビバレッジ㈱(東京都中野区、堀口英樹社長)は、キリングループの独自素材・プラズマ乳酸菌を配合した機能性表示食品のヨーグルトテイスト飲料『キリン iMUSE 朝の免疫ケア』を、首都圏エリアのコンビニエンスストア限定で14日に新発売する。
飲むタイプのヨーグルトは主に「朝」に飲まれ、また、朝の行動は習慣化しやすいことに同社は着目。首都圏のコンビニ限定で展開することで、免疫ケアに関心のあるオフィスワーカーを取り込みたい考えだ。
新商品と類似の小容量タイプ乳酸菌入り飲料の2020年市場規模は、市場調査会社調べで約2,600億円と小さくない。ただ、「これはリピーターに支えられており、約70%の方が食品やサプリメントの摂取など積極的な行動ができておらず、免疫対策への意識はあるが行動に移せていない」とキリンビバレッジでは指摘。新商品を通じて、免疫ケアに関心がある一方で具体的な行動を取れていない生活者の潜在需要を掘り起こす。
新商品は小容量(100ml)タイプのペットボトル飲料。この形状で「健康な人の免疫機能の維持をサポート」する働きを表示する機能性表示食品は、同商品が初になるとみられる。価格は税別132円(希望小売価格)。