キユーピー、独自のecoマークを付与 一部のドレッシングとスープの素で開始
キユーピー㈱(東京都渋谷区、髙宮満社長)はこのほど、グループ独自のecoマークを環境配慮商品に付与すると発表した。ドレッシングやスープの素など、環境に配慮した容器包装の商品に対して、今月上旬から開始する。
キユーピーグループは、サステナビリティ目標の取り組みテーマに「プラスチックの削減・再利用」を掲げている。プラスチックごみが生態系や環境に大きな影響を及ぼす重要な課題と認識し、石油由来のバージンプラスチック使用量削減、資源循環に向けた取り組みを進めている。その取り組みの1つとして今回、容器包装に対する環境配慮基準を策定し、基準を満たした商品には、パッケージにキユーピーグループ独自のecoマークを付与する。
マークを付与することで、環境に配慮した商品を消費者に分かりやすく伝えることを目指す。まずは、再生プラスチックを100%使用した「テイスティドレッシング」シリーズ7品と、プラスチックを約30%削減した「キユーピー3分クッキング 野菜をたべよう!スープの素」シリーズ3品に付与していく。いずれの商品も、容器・包装の切り替えタイミングに合わせて順次変更していくとしている。
(冒頭の写真:キユーピーグループecoマークの一例/同社リリースより)