キユーピー、合計115品目の「食品別咀嚼回数ランク表」を作成
キユーピー㈱(東京都渋谷区、長南収社長)は1日、60品目におよぶ食品の咀嚼回数を測定し、既存の55品目に加えて、合計115品目の「食品別咀嚼回数ランク表」を作成したと発表した。
同研究は、㈱ロッテ(東京都新宿区、牛膓栄一社長)と和洋女子大学(岸田宏司学長)の柳沢幸江教授(大学院総合生活研究科 研究科長)らと、“噛むことの大切さ”の啓発を目的に共同で行われている。
また、今回の研究では、同社独自の検証として、食品に含まれる水分量や食品への加熱処理が咀嚼回数に与える影響、咀嚼回数の多い食品群を明らかにした。研究成果について、10月2日(土)~29日(金)にウェブ開催される「特定非営利活動法人 日本咀嚼学会 第32回学術大会」でポスター発表を行う。
同社では、「これからも、健康的な食生活を送る上で”噛む”ことの大切さを、科学的なアプローチを通じて消費者に伝えていく」としている。