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キユーピー、介護の意識を調査

キユーピー㈱(東京都渋谷区、長南収社長)このほど、「介護にまつわる意識調査」の結果を公表した。同調査は、在宅における介護の実態を調査・分析することで、介護の不安解消や課題解決に向けた提案につなげることを目的としており、2017年にスタートし、今回で6回目となる。

 今回は、誤嚥に対する認知や、誤嚥防止のための飲食物へのとろみづけの実態について調査した。調査は、ウェブによるアンケート形式で、調査期間は9月7日~10月14日。対象は、「キユーピー『やさしい献立』キャンペーン」に応募した全国の男女、計2,458人。

 同調査から、日常的に介護食を準備している人に限らず、多くの人が誤嚥という言葉を認知し、意味も理解していることが分かったという。また、「介護用とろみ調整食品」は、日常的に介護食の準備やとろみづけをしている人ほど利用しているが、味についてネガティブなイメージを持つ人も多いことから、とろみづけが必要な人々に対して、しっかりメリットを伝える工夫が必要としている。

 同社では、「介護の環境が多様化していく中で、介護する人・介護される人に寄り添った提案を今後も続けていく」としている。

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