キユーピー㈱（東京都渋谷区、髙宮満社長）はこのほど、「キユーピー ノンオイルシリーズ」3品をリニューアルした。『キユーピーノンオイル青じそ』、『――ごまと香味野菜』、『――きざみ玉葱』の3品で、これによりシリーズ全5品で塩分・糖質25％カットを実現し、カロリー配慮だけではないマルチベネフィット（複数の付加価値）を有するシリーズとして展開を強化し、健康ニーズの変化に応える。同時に、シリーズ全体で新デザインに刷新した。

　1984年に同社がノンオイルのドレッシングタイプ調味料を発売して、今年で40年。健康ニーズが多様化する中、ノンオイルは縮小傾向にありながらも健康訴求ドレッシング市場の約50％を占めており（インテージSCIからキユーピーが算出）、健康や美容に気をつかう女性を中心に支持を集めているという。

　ドレッシングに関する同社調査で「ドレッシングに求めるもの」を尋ねたところ、ノンオイル利用者では「減塩」、「低糖質」が上位に挙がる一方、既存商品の塩分や糖質の満足度は低いことが分かった。また海外では、欧米を中心に複数の付加価値をうたう市販のドレッシングが増えておりトレンドになっている。今回、これらを背景にリニューアルを行った。今回リニューアルした3品は、それぞれ素材の風味が向上し、ノンオイルでありながらより満足感のある味わいになった。

　また新たに開設した特設サイトでは、開発者の声や、美容への意識が高い大学生と実施した座談会の様子を紹介し、ノンオイルに関心のある人に向けて幅広い情報を届ける。

　同社では、ノンオイルのリニューアルと日々の食卓に取り入れやすいメニュー提案を通して、健康的で満足感のある食生活に貢献するとしている。

（冒頭の写真：同社リリースより）