キユーピー、「えがおの食生活研究」結果報告
キユーピー㈱(東京都渋谷区、長南収社長)は8日、2020年度「えがおの食生活研究」の結果を報告した。
インターネット調査により、2020年9月11日~14日までの4日間、20~74歳の日本在住の既婚女性1,500人を対象に実施した。同調査は1989年から毎年実施している。
同社は、新型コロナの影響で内食の機会が増えるなか、料理を面倒と考える人、レパートリーに悩みを抱える人が多いことが分かったとしている。また、家庭での調理は引き続き女性が中心。食事の準備に対する女性の負担感が読み取れたと報告。調理スキルの低下と食生活満足度の低下に関連性が示されたことから、今後さらに食生活の満足度が低下する可能性を指摘している。
一方、惣菜の利用は、「手軽だから買う」から「おいしいから買う」時代へと変化、惣菜や加工食品の進化が食生活を豊かにすることで同社が目指す「笑顔の食卓」に貢献する可能性があると考えられると結んでいる。