キトサン青汁の安全性情報 国立栄研がHFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は6日、素材情報データベース(HFNet)に「青汁」に関する安全性情報を追加したと発表した。
72歳の日本人女性が、脂質異常症を指摘されてキトサン含有青汁3~6 g/日を摂取していたところ、4カ月後より下腿から臀部に褐色斑を生じたため受信した。
全身の皮膚の黄染と臀部から下肢にかけて出血を伴う黄褐色斑が認められ、DLSTにおいて同青汁製品が陽性を示した。同品を原因とする柑皮症および慢性色素性紫斑型薬疹と診断され、当該製品の摂取中止と食事療法によって軽快したという。