カルビー、機構改革と社長交代を発表 経営戦略機能の充実と強化を図る
カルビー㈱(東京都千代田区、伊藤秀二社長)はこのほど、2023年4月1日付で、機構改革と社長交代を含む人事異動を実施すると発表した。
機構改革では、経営戦略機能の充実・強化を目的に、グループ戦略統括本部を新たに設置する。同本部に、経営企画本部・経営管理本部・DX推進本部・企業変革推進プロジェクトオフィスを設置、経営トップの責任の下で新たな事業を推進する。
また、国内事業、海外事業の区分をなくし、戦略に基づいたリージョン単位の組織とし、カルビージャパン・カルビーUSA&UK・カルビーアジアを設置。各リージョン長(プレジデント)が事業の成長を牽引する。研究開発、生産・技術、調達部門は、全社最適の視点でリージョンの成長に貢献する。
DX推進本部の企画立案機能はグループ戦略統括本部に、情報システム・DXの実行機能は情報システム本部へと改組する。
新社長に現取締役の江原信(えはらまこと)氏が就任する。江原氏は1958年12月24日生。81年に 伊藤忠商事㈱入社、2001年、ジョンソン・エンド・ジョンソン㈱入社、11年3月にカルビー㈱に上級執行役員として入社。今年4月に、同社代表取締役副社長兼COOに就任し、現在に至る。なお、伊藤秀二現社長は、23年6月定時株主総会をもって取締役を退任、相談役に就任する予定。