カゴメ、店頭での販促を強化 『カゴメトマトジュースプレミアム』が発売10周年
カゴメ㈱(愛知県名古屋市、山口聡社長)は8月6日、「カゴメトマトジュース」ブランドから、『カゴメトマトジュースプレミアム食塩無添加』を全国で数量限定発売する(在庫がなくなり次第、販売終了)。
同品は2014年に発売し、今年で発売10周年を迎える。毎年夏に数量限定で発売している同品は、その年に収穫した国産完熟トマトだけを使用し、同社独自の「とれたてストレート製法®」で作った、生のトマトをかじったようなおいしさを楽しめるトマトジュース。契約農家が大切に育てたトマトジュース用のトマト『凛々子®(りりこ)』を使用し、さらっとしたのどごしと、トマトの爽やかな香りが特長。
今年は、発売10周年の感謝を伝えるために、店頭での消費者とのコミュニケーション活動をさらに強化する。昨年に続き、同社社員による店頭試飲活動を全国で展開することに加えて、同社名の由来である籠の目をあしらい、カゴメの原点を感じさせる新しいデザインの法被を着用し店頭を盛り上げる。新たに生産者出演の動画を制作、今年の味わいの特徴を店頭から情報発信することで旬の価値を届ける。これらを通じて、商品の魅力と発売10周年の感謝を伝える。
「カゴメトマトジュース」は、1933年に発売した同社を代表するロングセラー商品。2016年に、「善玉コレステロールを増やす」(リコピン)と表示した機能性表示食品となり、さらに18年から「高めの血圧を下げる」(GABA)の機能性表示を追加。22年9月には、720mlのペットボトル容器を、環境に配慮した100%リサイクル素材を使用し、使いやすさを向上させた新ボトル「スマートecoボトル」に切り替えるなど、商品の価値をブラッシュアップし続けてきた。昨年は、美容・健康への期待や生鮮トマトが高騰した際の代替利用により、ユーザーの裾野を広げ、出荷量は07年以来最大となったという。
(冒頭の写真:同社リリースより)