オリザ油化の「紫茶エキス」アフリカでSDGs活動
オリザ油化㈱(愛知県一宮市、村井弘道社長)は1日、2020年度から取り組んでいるSDGsの活動実績について報告した。
同社は20年度から、紫茶エキス/紫茶葉の売上の一部をアフリカへの支援として寄付している。子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会の実現に向けて活動するNGOプラン・インターナショナルを通じて、「南スーダン難民の保護と衛生改善」(ウガンダ・スーダン)、「女性性器切除から女の子を守る」(エチオピア)などのプロジェクトを支援している。
SDGs対象ゴール「すべての人に健康と福祉を」、「安全な水とトイレを世界中に」、「ジェンダー平等を実現しよう」。
また、NPO法人Dooooooooに対して、支援プロジェクトのPRのためのノベルティ制作を依頼したという。アフリカファブリックを使用した巾着500枚の製作で、5人の従業員に対して5日間の労働を提供。1人当たり1万円/5日間の収入となった。ガーナで縫製を職としている人の月収は5,000円程度という。
SDGsゴール「ジェンダー平等を実現しよう」、「働きがいも経済成長も」。
同社によれば、これらの取り組みはケニア大使館のサポートも受けているとし、「紫茶が日本初のSDGs対応素材であることを公式レターで証明し、活動を支援してくれている」という。
SDGs対象ゴール「飢餓をゼロに」、「産業と技術革新の基盤をつくろう」。
(冒頭の写真:SDGs17の目標)