㈱ウェルネスニュースグループ（WNG／東京都港区）はこのほど、ヘルスケア分野の専門誌『Wellness Monthly Report第38号』（月刊、A4サイズ）を刊行した。

　本号では「表示規制のはざまで揺れるヘルスケア業界」と題して、6月16日に公布された改正特定商取引法・預託法の特集を組んだ。
　行政・団体動向では、「契約書面の電子化」をめぐり国会審議が紛糾した原因とその後の経緯、残された問題点を洗い出した。
　市場動向では、アンケート調査を元に通販各社の動向を探った。

　また、詐欺的定期商法が横行するなか、その対策について（公社）日本通信販売協会、（一社）日本アフィリエイト協議会の見解を聞いた。
　同じく、悪質事業者対策を講じている通販サポート企業㈱売れるネット広告社、㈱ダイレクトマーケティングゼロ、㈱DMCに表示規制に対する対応について取材した。

　消費者庁は6月、「アフィリエイト広告等に関する検討会」を設置し、悪質な事業者の排除に向けた取り組みを開始した。薬事法広告研究所の稲留万希子代表に、アフィリエイト対策の課題と展望について考察を求めた。

　次号39号では、「表示規制のはざまで揺れるヘルスケア業界（Ⅱ）」として、医薬品医療機器等法にフォーカスする。

　会員企業は、WNGのホームページからパスワードを入力して閲覧できる。1社何名でも可能。