㈱ウェルネスニュースグループ（WNG／東京都港区）はこのほど、ヘルスケア分野の専門誌『Wellness Monthly Report第35号』（月刊、A4サイズ）を刊行した。

　35号では、今年、周年記念を迎えた企業、商品にスポットを当てた。創業5年から125年までその歴史はさまざま。裏方に徹するという企業もあるが、できるだけ縁の下の力持ち企業も紹介している。

　大手化粧品原料商社の岩瀬コスファ㈱は1931年創業、9月15日に90周年を迎える。国内外のトレンドを踏まえたさまざまな化粧品原料を供給する。化粧品だけでなく、健康食品原料を組み合わせた内外美容の展開も強化しており、OEM事業を含むヘルスケア事業を推進している。

　雑穀の製造加工メーカーの㈱種商は、1946年に設立。10月1日で75周年を迎える。米穀豆類の取り扱い品種は日本最大級で、原料の仕入れから、企画、パッケージデザイン、製造までを一貫して行う。

　ソフト・ハードカプセル、各種包装の受託製造を行う中日本カプセル㈱は1996年設立。8月1日で25周年を迎える。ソフトカプセル、ハードカプセルに特化し、健康社会に貢献する開発型企業を目指し、16件の特許を取得している。

　北海道札幌市を基盤とする北武グループの、医薬品の臨床試験実施施設支援機関である㈱クリニカル・サポート・コーポレーションは2001年に設立。10月17日に20周年を迎える。

　商品では、㈱明治の『明治ミルクチョコレート』が1926年に登場。「ピュアチョコレート」の規格を満たす数少ない商品として、時代を超えて愛されている。同じく『明治ブラックチョコレート』は1961年に誕生。今年60周年を迎えた。すでに70周年を見据えて、次代のユーザー獲得にもチャレンジしている。

　アサヒ飲料㈱の『バヤリースオレンジ』は1951年に登場。70周年を迎え、オレンジ果汁飲料を代表するロングセラーブランドとなった。同じく同社の『カルピスウォーター』は今年30周年を迎えた。今回、約8年ぶりとなる全面リニューアルを行った。

　日清食品㈱の『日清焼そばU.F.O』は、1976年にデビュー。今年45周年を迎えた。カップ焼きそばのジャンルとしては後発商品でありながら、濃い味のソースを決め手にロングセラーとなっている。

　キリンビバレッジ㈱の『午後の紅茶』は1986年にデビュー。今年35周年を迎えた。「ペットボトルで紅茶を飲む」新たな飲食習慣を創造した。
　キッコーマン食品㈱の『いつでも新鮮　しぼりたて生しょうゆ』は、2011年に登場。今年10周年を迎えた。時代のニーズに応じて革新的なしょうゆと容器が開発された。

　会員企業は、WNGのホームページからパスワードを入力して閲覧できる。1社何名でも可能。