アンセリンの尿酸値などへの効果、「信頼できる十分な情報ない」~国立栄研
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所は25日、素材情報データベースに「アンセリン」を新たに追加したと発表した。
アンセリンはβ-アラニンと3-メチル-L-ヒスチジンによって構成されるジペプチドで、イミダゾールジペプチドの1つ。「尿酸値が高めの人に」と訴求する機能性表示食品の機能性関与成分としても用いられている。
同データベースでは、「尿酸値を下げる」や「抗疲労作用がある」などと言われているが、ヒトでの有効性については信頼できる十分な情報がないと指摘。また、サプリメントなど濃の縮物物の安全性についても、信頼できる十分な情報が見当たらないと説明している。