アニマルウェルフェアに関する新指針 国際化へ向けた飼養管理指針示す
農林水産省は26日、「アニマルウェルフェア」に関する新たな指針を公表した。これは、昨年5月23日~6月21日まで実施されたパブリックコメントの結果を受けて策定したもの。
飼養管理指針のポイントとして同省が示しているのは、「畜産物の輸出拡大に向けてわが国のアニマルウェルフェアの水準を国際水準とする」とし、OIE(国際獣疫事務局)コードに基づき、各畜種毎の飼養管理について「実施が推奨される事項」と「将来的な実施が推奨される事項」が明確になるよう取りまとめたとしている。
今後、実施状況を国がモニタリングし、結果を踏まえ、「実施が推奨される事項」の達成目標年を設定する。可能な項目については、補助事業のクロスコンプライアンスの対象とするなど、アニマルウェルフェアの普及・推進を加速化するという。
詳細はこちら(農林水産省ホームページ)
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