アスリートの「クレアチン」認知度は87.8%~NSPO調べ
(一財)日本スポーツ推進機構(NSPO/代表理事:二之湯武史)は15日、「DNSクレアチン」を摂取したアスリートに対し、インターネットによるアンケートの調査結果を発表した。
調査によれば、アスリートのクレアチン認知度は87.8%で、摂取率は73.1%だった。
調査目的は、「クレアチンの正しい効能と摂取方法の認知度」の測定。対象は、ジャパンコーチズアソシエーション(JCA)の会員とその所属チームの選手1,000人。
調査期間は2020年10月~21年2月で、クレアチンの認知度、摂取後1カ月時点での筋力の変化などについて回答を求めたところ、404人から回答を得た。回答者の男女比は、男性8割、女性2割。競技種目別では、多い順に野球、ラグビー、サッカー、アメリカンフットボール。
調査によれば、クレアチンを摂取したアスリートの62.8%が効果を体感し、「パワーアップ」、「筋肉肥大」、「走力アップ」、「翌日の疲労感軽減」、「運動時の回復アップ」の順に多かった。
クレアチン以外に摂取しているサプリメントは、プロテインが62.6%、BCAAが21.4%で、プロテインはトレーニングした日に摂取する人が半数以上。そのうち毎日摂取する人は30%だったという。サプリメントの情報収集先は、コーチやトレーナーが主で、YouTube、ネット検索が続いていた。
※ジャパンコーチズアソシエーション(JCA)
NSPOの前身(2020年7月15日に改称)。その後も、スポーツ指導者の会員組織名として継続的に使用している。