アサヒ飲料、ケミカルリサイクルPET樹脂調達による取り組みを始動
アサヒ飲料(株)(東京都墨田区)はこのほど、ケミカルリサイクルPET樹脂調達によるPETボトルの資源循環に向けた取り組みを始めると発表した。
今回の取り組みは、日本環境設計社の独自技術を用いて、PET製造の中間体のBHETを選択的に抽出し、高純度なモノマーを回収するというもの。化学的手法によって不純物を除去できるため、使用済みのPETボトルを何度でも資源として再利用できるとしている。
同社は2030年までに、プラスチック製容器包装の全重量の60%に、リサイクルPET、植物由来の環境配慮素材などを使用することを目標に据えている。