アサヒグループ食品㈱（東京都墨田区、川原浩社長）は3月7日、「和光堂」ブランドの7品をリニューアル発売する。

　乳児用粉ミルクの『和光堂レーベンスミルク はいはい 810g』、『―300g』、『―スティックパック』は、母乳に最も多く含まれる主要なたんぱく質「α-ラクトアルブミン」を母乳に近い量まで強化。また、母乳に含まれず、原料となる牛乳由来の消化されにくいたんぱく質である「β-ラクトグロブリン」を低減し、母乳に近いたんぱく質バランスに調整した。

　フォローアップミルクの『和光堂フォローアップミルク ぐんぐん 830g』、『―300g』、『―スティックパック』は、亜鉛を新たに配合。離乳食では不足しやすい鉄、カルシウム、ビタミンC、ビタミンDを強化。

　乳成分・乳糖を含まず、大豆たんぱくを用いてつくられた、ミルクアレルギーの赤ちゃんのための育児用ミルク『ボンラクトi 330g』は、病者用食品（アレルゲン除去食品・無乳糖食品）として、「特別用途食品」の表示許可を新たに取得した。

　同社では、「『新しい生活様式』が求められている現在でも、『和光堂』ブランドの基本的価値である、“ずっと、赤ちゃん品質”を提案し続ける」としている。