ウェルネスニュースグループ（WNG、東京都港区）は14日、機能性表示食品の届出情報をめぐる混乱に業界を巻き込んでいる一方の当事者である（一社）日本健康食品・サプリメント情報センター（Jahfic）が運営するナチュラルメディシン・データベース（NMDB）に関する報告会をYouTubeでライブ配信する。

　Jahficが事業者に対し、会員になるかどうかの態度表明を一方的に迫ったのが昨年12月のこと。1月31日の回答期限を過ぎ、入会を拒否した事業者に対して求められた届出情報の撤回期限を31日に迎える。事業者が仮に撤回しない場合、jahficはその事業者から1製品当たり1万3,200円の無断使用料を徴収するとしている。そもそも消費者庁も推奨した国立健康・栄養研究所（国立栄研）の安全性情報が2次情報として使用できなくなったことが発端となった騒動だが、最も置き去りにされているのは届出情報の有効な使い方を知らされることもない消費者なのかも知れない。

　さて、このような状況下、機能性表示食品制度届出データベースでは今年に入り、400件を超える撤回届が公表されている。また、消費者庁には多くの変更届も寄せられているという。
　消費者庁や国立健康・栄養研究所は今後、どう対応するのか？　東アジアにおけるNMDBの版権を持つとされるJahfic側の事業者に向き合う姿勢は？　事業者はこの先もNMDBを使う価値があるのか？　新たに得た情報を含めて、NMDB問題を分析する。質問は当日のチャットで受け付ける。途中入退場可。

＜開催概要＞
日　時：3月14日（木）午前11時～
開催方法：YouTubeライブ配信
参加資格：WNG会員限定
報告者：ウェルネスニュースグループ　田代　宏

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