がん罹患者の就労に取り組む
花王㈱(東京都中央区、長谷部佳宏社長)は11月30日、第4回「がんアライアワード2021」で、ゴールドを昨年に引き続き連続受賞したと発表した。
同アワードは、がんを治療しながら働く「がんと就労」問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」が主催している、がんを治療しながら働く人を応援する団体を表彰するもの。
参加企業は、がん罹患者の味方「アライ(Ally)」であることに加え、がんとともに働きやすい企業であることを宣言したうえで、具体的な取り組みについて審査を受ける。選考会では、「がんアライ部」の発起人をはじめ、運営事務局によって、「風土づくり」「相談できる環境づくり」「制度」の観点で審査が行なわれ、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の各賞が付与される。
今年はゴールド21社、シルバー19社、ブロンズ3社の計43社が受賞した。