かっこ、カード属性情報の活用を開始 クレジットカード不正被害の大幅削減を目指す
不正検知サービスを提供するかっこ㈱(東京都港区、岩井裕之社長)は26日、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」で、クレジットカード不正のトレンドに対応するカード属性情報の活用を開始したと発表した。
近年、クレジットカード情報の漏洩事案が多発、その情報を悪用した不正購入やカード不正利用のリスクが増大している。また、カードの属性情報と注文者情報が異なる不正が多く、この問題に対処する必要性があった。これを受け同社では、「O-PLUX」において、クレジットカード情報の属性情報を有効活用することで、第三者のカード情報を使ったなりすましによる不正注文への対策を強化する。
同社はこれまでも、不正傾向に応じて、不正IPアドレスデータベースや4,000万件超の住所確認サービスとの連携、IP Geolocation技術の活用などを行ってきたが、今後も審査精度向上のため、多岐にわたる機能のアップデートを実施する。多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ねると同時に、積極的に機能拡充・サービス開発に取り組むことで、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献するとしている。