えるぼし認定、金秀バイオが取得 女性活躍推進企業として認定、沖縄の製造企業で初
健康食品メーカーの金秀バイオ㈱(沖縄県糸満市、宮城幹夫社長)が、女性活躍推進法が定める基準に適合した優良企業として認定された。いわゆる「えるぼし認定」の3段階目認定を取得したもので、沖縄県内の製造業としては初の取得になるという。認定した沖縄労働局と金秀バイオが17日までに発表した。
えるぼし認定は、女性活躍推進法に基づく行動計画の策定・届出を行った事業者のうち、女性の活躍推進に関する取組実施状況が優良であるなど、一定の要件を満たす場合に厚生労働大臣が認定するもの。女性の管理職比率、労働時間など5つの基準を全て満たすと、金秀バイオが今回取得した3段階目(3つ星)認定を得られる。
認定した沖縄労働局によると、同社の正社員に占める全体の女性比率は43%とおよそ半数を占める。また、管理職に占める女性労働者の割合は約36%で、係長級に占める女性の割合は50%に達しているという。
えるぼし認定の取得を受けて、同社はコメントを出し、「今後も女性の活躍をはじめ、働きやすい職場環境づくりの推進、多様性を重んじる人材育成を行っていく」などとした。
(冒頭の画像:えるぼし認定マーク)