㈱えがお（熊本市東区、北野忠男社長）はきょう（16日）、「健康経営優良法人（大規模法人部門）ホワイト500」の認定を受けたと発表した。

　同認定は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業を顕彰する制度。今回、「大規模法人部門」に2,299法人（上位法人には「ホワイト500」の冠を付加）、「中小規模法人部門」に1万2,255法人（上位法人には「ブライト500」の冠を付加）が認定された。

　同社は、2021年から新たに、従業員に向けて、外部講師派遣による定期的な健康に関するセミナー（禁煙、女性の健康、食生活と休養）を実施。また、取引先における健康経営の取り組み支援、健康経営セミナーへの登壇など、自社従業員を超えた健康増進に関する取り組み、有給休暇取得奨励日の設定、全従業員を対象とした健康意識度、生活習慣の傾向を把握するアンケートを開始した。

　そのほか、社内に「健康経営推進委員会」を設置。代表取締役社長が健康管理最高責任者、常務取締役が健康経営推進員会アンバサダーとして、社内の健康づくりを推進している。また、常務取締役は、熊本県内の健康経営に取り組む企業同士の連携強化を目的とした「くまもと健康企業会」の事務局長も務める。

　同社では、今後も、従業員1人ひとりが健康で生き生きと笑顔で働き続けることができるよう、積極的に健康経営を推進すると同時に、他事業所とも連携し、熊本の健康づくりに貢献するとしている。