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【YouTube】機能性表示食品『キポフェン』など新規成分含む22件を公表

 消費者庁は10日、機能性表示食品の届出情報22件を公表した(F750~771)。これで届出件数は累計3,722件。今年に入り、112件となった。
 食品区分では、サプリメント形状のものが12件、加工食品が10件。生鮮食品の公表はなかった。

 新規成分による届出は1件。㈱基理(東京都北区)が届け出たサプリメント『キポフェン』は、新規成分「キウイ由来プロシアニジン」を含んでおり、「本品にはキウイ由来プロシアニジンが含まれます。キウイ由来プロシアニジンは 食事による脂肪の吸収を抑えることで、食後の中性脂肪の上昇を抑える機能が報告されています」と表示する。
 
 同成分は、健康食品GMP認定工場で高度精製技術を用いて高純度に濃縮させた機能性成分。明らか食品として認知されるキウイ果実の中にわずかに含まれているポリフェノールで、キウイエキス1㎏を製造するためには「380㎏の果実が必要とされる」(同社)という。
 キウイ由来のキポフェンとして1日摂取量を食前に取ると、食品中の脂肪を15グラム吸収阻害させる実験結果が報告されており、「脂肪15gは、カップラーメン1食分の脂質量に相当する」という。「偏りがちな食生活から体脂肪が付きにくい生活をサポートする機能性表示食品」としている。
 また同社は、サプリメント『DHA+(ディーエイチエープラス)ルテイン』で、「中性脂肪の低下」、「認知機能のサポート」、「視覚機能維持」のトリプル表示を行っている。

 アサヒグループ食品㈱(東京都墨田区)が届け出た清涼菓子『ミンティアエクスケア デンタルプラス ペパーミント』の機能性関与成分「エピガロカテキンガレート」は、加工食品としては初の公表となった。

 また今回、日本水産㈱(東京都港区)の「N-アセチルグルコサミン」を機能性関与成分とした商品2品が含まれている。同品は、システマティック・レビューで届け出たにもかかわらず「報告されている」ではなく、「関節軟骨の維持に役立つ機能があります」とストレートな表現を用いたことで注目を集めた商品。昨年の12月25日付で撤回、その後再届け出を行い、今回公表に至ったもの。
 届出表示は、「本品には N-アセチルグルコサミンが含まれます。N-アセチルグルコサミンは、歩行や階段の上り下りにおけるひざ関節の悩みを改善し、関節軟骨成分の分解を抑えることで関節軟骨の維持に役立つ機能があることが報告されています」に変更されている。

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