（公社）日本通信販売協会（JADMA、粟野光章会長）が1日発表した2023年1月の通信販売売上高調査結果によると、「健康食品」の売上高は139億9,900万円となり、前年の同じ月との比較で2.3%減少した。前の月の2.8％増からマイナスに転じた。22年11月、12月は154～155億円台で推移していた。

　「化粧品」の売上高は158億3,300万円と160億円を下回り、前年同月との比較で1.7%減少した。減少は22年4月以来10カ月連続。

　調査対象企業はJADMA会員企業121社。1月の通販売上高は全体的に奮わず、総売上高は1,138億4,000万円となり、前年同月比は3.7％のマイナスだった。

　商材別の売上高を見ても、「家庭用品」が11.6％減の119億4,700万円、「衣料品」が7.6％減の167億3,700万円、「通信教育・サービス」が32.7％減の19億1,700万円と軒並み減少した。

　ただ、「健康食品を除く食料品」は7.3％のプラス。82億1,500万円の売り上げがあった。

（下の画像：2023年1月度通販売上高調査結果。JADMA報道発表資料から）