【年頭所感】新たな分科会をスタート
(一社)健康食品産業協議会 会長 橋本 正史 氏
新年あけましておめでとうございます。新型コロナウイルスの感染の影響は長期化し、皆様におかれましてはニューノーマルへの対応に苦慮されていることと存じます。そのような状況下で昨年、機能性表示食品の届出受理件数は4,000件を超え、新たな機能表示が出てくるなど市場は引き続き活況を呈していることはとても喜ばしいことです。
健康食品全体を販路別にみた場合、新型コロナの影響もあり通信販売など伸びましたが、訪販などは売上が伸び悩むという現象も起きているようです。
こうしたなか、会員の皆様の一方ならぬご理解とご協力を頂き、健康食品産業協議会は分科会活動を中心とし、この業界が健全でサステナブルに成長していくために活動を続けております。
事務局、分科会のメンバーの方々、理事の皆さんが懸命な努力により、これまで以上に業界が結束して課題解決の議論をする機会が増えてまいりました。皆様のご協力にこの場をお借りして感謝いたします。
日本通信販売協会、日本健康・栄養食品協会、日本抗加齢協会、日本チェーンドラッグストア協会との従来の連携に加え、日本バイオインダストリー協会との連携や、東京大学高齢社会総合研究機構、医療経済・社会保険福祉協会、ウェルネスフード推進協会と一緒に、フレイルの予防啓発も議論しました。
さらに、地方創生シンポジウムにおいて、健康リテラシーを高めるためにはどうするべきかという議論を行いました。
今年は新たに安全性分科会がスタートし、広報委員会の立ち上げも計画され益々活動の幅を広げていきたいと考えています。引き続き皆様方のご支援を賜りますようお願い申し上げます。