「Regain」からプラズマ乳酸菌 【27日の機能性表示食品届出更新】第一三共ヘルス子会社、青汁で届出
消費者庁は27日、機能性表示食品の届出情報公開データベース(DB)の更新を行った。新たに届出番号H480から同490まで計11件の新規届出を公開した。内訳は、サプリメント形状とそれ以外の加工食品が4件ずつ、生鮮食品が3件。うち、加工食品の2件は、プラズマ乳酸菌を機能性関与成分とする青汁だった。
プラズマ乳酸菌を配合した機能性表示食品を届け出たのは、通信販売の㈱アイム(香川県高松市)。『Regain免疫ケア青汁』など2製品を届け出た。
アイムは、一般用医薬品などの製造・販売を手がける第一三共ヘルスケア㈱の100%子会社で、同社の届出が公開されたのは今回が初。ただ、指定医薬部外品のブランドとして知られる『リゲイン(Regain)』を商品名に掲げた機能性表示食品の届出はこれまでにもあり、届出者は異なるが、アイムで販売している。
これでプラズマ乳酸菌の累計届出件数はちょうど50件になった。青汁も複数、届出されている。プラズマ乳酸菌を独自素材として手がけるキリンホールディングス㈱が外部企業に素材提供(原材料販売)を行うことで届出件数が積み上がっている。
なお、この日のDB更新では、今月19日付で計7件の撤回届のあったことも公表された。理由はいずれも「販売終了のため」。即席のみそ汁やスープなどの届出をアサヒグループ食品㈱が取り下げた。
【石川 太郎】
(冒頭の画像:アイムが届け出たプラズマ乳酸菌配合青汁『Regain免疫ケア青汁』の表示見本。消費者庁の届出情報更新DBから。一部切り抜き)
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