「食品ロス削減推進法案」が成立
「食品ロスの削減の推進に関する法律案」が24日、参院本会議で全会一致によって可決、成立した。公布から6カ月以内に施行される。
同法は、大量に発生している食品ロスの削減を総合的に推進することを目的としている。国は食品ロス削減の基本方針を策定しなければならないと規定。都道府県に対しては、「都道府県食品ロス削減推進計画」の策定に努めるように求めた。
食べることができるのにもかかわらず、廃棄される食品ロスは年間で643万トンが発生(2016年度推計)。このうち、食品産業で352万トン、外食産業で133万トンが発生している。