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「食品ロス削減推進大賞」の取り組みをビデオで紹介~消費者庁

 消費者庁は22日、今年度新たに創設した表彰制度「食品ロス削減推進大賞」の受賞者の取り組みについて、ホームページでビデオ紹介した。内閣府特命担当大臣賞1点、消費者庁長官賞3点で、表彰式は2月22日にオンラインで開催された。

 内閣府特命担当大臣賞を受賞した食料品スーパーマーケットの㈱ハローズ(広島県福山市)は、店舗で発生した余剰食品を倉庫に保管せず、支援団体が近隣店舗にダイレクトに受け取りに出向くという独自の仕組み「ハローズモデル」を構築。フードバンクに一時保管する時間をなくすことで、野菜や豆腐、乳製品などの傷みやすい食品の提供を可能にした。これにより、食品ロスは4年間で大幅に削減された。
 ハローズモデルは現在、岡山県の8割近くのスーパーマーケットで活用されており、全国に拡大している。

 消費者庁長官賞を受賞した井手留美氏は、食品ロス問題のジャーナリスト。「恵方巻」をめぐる食品ロス報道はよく知られる。同氏のメディアを通じたさまざまな活動を紹介している。

 ㈱クラダシは、阪神・淡路大震災を経験した代表の食品ロスをなくすための事業を通じた社会貢献への取り組みを紹介している。

 長崎県立壱岐高校の「チームそれいいね!!」は、地域のスーパーにおける食品ロス問題に着目。高校生が主体となって「食べてほしーる」というシールを作成。シール付きの商品を購入するとスーパーのポイントが付与される仕組みも構築されるなど、高校生の取り組みが注目された。

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