「葛の花」機能性表示食品の返金、昨年末で1万6,297人に
葛の花由来イソフラボンを配合した機能性表示食品の販売事業者に対し、購入者への返金を申し入れた特定適格消費者団体の消費者支援機構関西は25日、昨年12月31日現在の返金状況について、12社から報告された返金者数が合計1万6,297人に達したと発表した。
消費者支援機構関西は、2017年11月7日に消費者庁から景品表示法に基づく措置命令を受けた16社のうち、既に返金を実施していた1社を除く15社に対し、消費者の求めに応じ、返金するように申し入れた。そのうち、12社が返金状況を定期的に報告することで合意した。
返金状況の推移を見ると、昨年6月末時点で8,762人、9月末時点で1万5,865人だった。