「粘膜免疫」テーマにプレスセミナー開催
大塚製薬(株)(東京都千代田区)は22日、「粘膜免疫」に関するプレスセミナーを都内で開催した。
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所ワクチン・アジュバント研究センターの國澤純センター長は、「ウイルス予防につながる粘膜免疫」をテーマに講演した。
病原体から体を守る最前線の防御機能として粘膜組織の役割が重要とし、メカニズムなどを解説。特に、腸管には免疫系細胞が多数存在し、他部位の免疫機能にも影響を与えると説明した。また、免疫機能は高すぎても危険となり、適切なレベルで維持することが重要と述べた。
講演後には、今秋冬のウイルス対策と体調管理をテーマに、パネルディスカッションも行われた。