ライオン㈱（東京都墨田区、掬川正純社長）、（公財）ライオン歯科衛生研究所（濱逸夫理事長）、（公社）日本学校歯科医会（川本強会長）、（一財）東京都学校保健会（尾﨑治夫会長）は６月から、「第79回全国小学生歯みがき大会」を開催する。

　同大会は、小学生の歯と口に対する健康意識を育てることを目的に、毎年「歯と口の健康週間（6月4日～10日）」に合わせて開催しており、1932年に第1回大会を開催してから今回で79回目を迎える。
　昨年に引き続き新しい生活様式に合わせた実施形態で行われ、DVD教材の小学校での視聴やインターネット配信映像を活用した家庭での実習を通じて、国内外の小学生が楽しく歯と口の健康の大切さを学べる場としている。約4,600校の小学校などから、25万人の小学生が参加する予定。

　参加校の状況に応じて実施できるよう情報提供を図り、飛沫予防を考慮した歯みがきの実施についても紹介する。DVD教材の映像を大会ホームページで視聴することで、大会で学んだ内容を復習できると同時に、家庭で実習を行うことが可能。

　同社は、今後も同大会を健康教育活動として継続的に実施し、日本、海外における小学生の歯と口に対する健康意識を育むための支援の場とするとしている。