「ルイボス」の安全性情報
国立栄研がHFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は11日、素材情報データベース(HFNet)に「ルイボス」の安全性情報を追加したと発表した
ラットを用いた動物試験で、ルイボス抽出物とアトルバスタチン(脂質異常症治療薬:CYP3A4基質)を21日間併用させたところ、アトルバスタチンの半減期に影響は認められなかったが、血漿中濃度(AUC、Cmax)を増加させてクリアランス(CL/F)を減少させた。
また、動物試験(ラット)で、ルイボス抽出物とメトホルミン(糖尿病治療薬)を21日間併用させたところ、メトホルミンの血漿中濃度(AUC、Cmax)、半減期、クリアランス(CL/F)に影響は認められなかったという。