「マスクが購入できる」とうたって通販サイトへ誘導~国民生活センターが注意喚起
(独)国民生活センターは13日、マスク不足に便乗して、不審な通販サイトへ誘導する悪質な手口を公表した。
「マスクが購入できる」、「マスクが買えるサイトがある」というSNSの書き込みやフェイク広告によって、不審な通販サイトへ消費者を誘導。通販サイトでクレジットカード決済を行わせて、クレジットカード番号などを詐取する可能性があるとしている。
40代女性の相談によると、SNSに「使い捨てマスクが購入できる」という書き込みがあり、通販サイトへアクセスして数種類のマスクを約4,000円で注文。支払いはクレジットガード決済のみであったため、カード番号など個人情報を入力した。承諾通知メールに不審な点があり、また通販サイトの住所・連絡先を検索したところ、無関係と思われる事業者が表示されたという。
同センターは、SNSの書き込みや広告を鵜呑みにせずに、リンク先の通販サイトの注文手続きなどに不審な点がないか確認するように呼びかけている。