「ヘスペリジン」で皮膚血流改善
国立栄研、HFNetに有効性情報追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は22日、素材情報データベース(HFNet)に「ヘスペリジン」に関する有効性情報を追加したと発表した。
健康な日本の成人18人(平均44.0±9.7歳)を対象に二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ対照試験を実施した。
α-グルコシルヘスペリジン100 mgを摂取した20分後に15℃の冷水で5分間の手指冷却負荷試験を行ったところ、冷却負荷30分後までの指先の皮膚血流量の改善、冷却負荷20、30分後の指先の表面温度の回復が認められたという。