「ビタミンD」の有効性情報公表
国立栄研、HFNetに追加
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は9日、素材情報データベース(HFNet)に「ビタミンD」に関する有効性情報を追加したと発表した。
2018年8月までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化比較試験10報について検討したメタ分析で、健康な人におけるビタミンDサプリメントの摂取は、がん死亡率(6報)の低下と関連が認められた。一方、がん発生リスク(7報)との関連は認められなかったという。