「カテキン」でLDL-C低下
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所(東京都新宿区)は11日、素材情報データベースに「カテキン」の有効性情報を追加した。
総コレステロールが高めの日本人の成人女性132人(平均41.2±6.2歳、試験群65人)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ対照試験で、朝夕の食事の際にガレート型カテキン196.2 mg含有飲料2本を毎日12週間摂取させたところ、血中脂質(TC、LDL-C)の低下が認められた。
一方、血中脂質(HDL-C、RLP-C、遊離脂肪酸、TG、ApoA1、ApoB、ApoC3、ApoE)に影響は認められなかったという。