新日本製薬、東証1部へ昇格決定
新日本製薬㈱(福岡市中央区、後藤孝洋社長)は2日、株式上場市場の変更について、東京証券取引所マザーズ市場から同市場第1部への昇格が決定したと発表した。市場区分の変更日は15日となる。
同社は昨年6月、マザーズ市場へ上場。2020年9月度の売上は過去最高の前期比0.5%増の337億2,800万円を計上した。過去1年余りで、一部昇格の主な条件とされている「株主数2,200人超」、「時価総額250億円超」、「流通株式比率35%超」をクリアしたことになる。
同社は今後、グローバル展開を図るなか、成長戦略の一環として健康食品を中心としたスマートヘルスケア事業を推進するとしている。同事業では21年9月期で「24億6,000万円の売上を見込んでいる」と話す。
※写真:新日本製薬本社