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ワクチン健康被害、新たに14件認定 厚労省が第三部会の審査結果を公表

 厚生労働省は7月11日、前日に開催した「疾病・障害認定審査会 感染症・予防接種審査分科会 新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第三部会」の審議結果を公表した。今回は合計39件の健康被害申請について審議され、14件が認定された。一方、25件が否認され、保留はなかった。すべての委員が出席し、各事案に対して医学的見地から個別に判断が行われた。

主な認定症例

 認定された14件には、「脱毛症および多発型円形脱毛症の増悪」、「脳梗塞」、「脳皮質下出血」、「関節リウマチ性疾患」、「末梢神経障害性疼痛」、「帯状疱疹」、「急性心臓死」、「虚血性心疾患の疑い」などがあった。また、高齢者の事例については、死亡に対する一時金や葬祭料の支給が複数件認定された。

否認理由の内訳

 否認された25件においては、「予防接種との因果関係を否定する医学的論拠がある」、「発症した疾病の程度が、通常起こり得る副反応の範囲内である」、「政令で定められた障害の状態に該当しない」、「審査に必要な医学的資料が不十分で、因果関係の判断が困難」との否認理由が示された。

制度全体の進捗状況(令和7年7月10日現在)

 健康被害救済制度の進捗としては、累積で1万3,906件の申請が受理されており、そのうち9,226件が認定、3,843件が否認、7件が保留となっている。

 死亡一時金または葬祭料に関する1,791件の申請のうち、認定は1,029件、否認は644件、保留は0件。
障害年金関連申請(障害児養育年金含む)は911件中、217件が認定(うち障害児1件)、547件が否認、保留は2件となっている。

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