WNG、紅麹サプリメント事件を総括 8月と9月、4回連続プレミアムセミナー開催~見逃し配信あり
事件発覚から100日、「紅麹サプリ」を巡り社会に激震が走った。小林製薬が6月28日に発表したところによると、死亡が疑われるケースが合わせて80件に急増した。9月施行を目指す新たな機能性表示食品制度の船出まで、まだ予断を許さない。
㈱ウェルネスニュースグループ(WNG、東京都港区)では、8月8日(木)、8月26日(月)、9月12日(木)、9月26日(木)の4日間、「機能性表示食品『紅麹サプリ』が残した大きな課題~そしてこれから」と題して、オンラインセミナーを開催する。開催期間後の1カ月まではオンデマンド配信を続けるため、8月9日以降~10月末日までの間、いつでも振り返り視聴が可能。
セミナーは、セッション1「事件の経緯と法的枠組み」、セッション2「行政と事業者の動き」、セッション3「規制の現状と課題」、セッション4:「未来への展望と新情報」の4部構成。
講師に、東京大学名誉教授で食の信頼向上をめざす会代表の唐木英明氏を招き、WNGの担当記者と共演する。
同セミナーを通じて、紅麹サプリメント事件の広範な影響から、具体的な健康被害、規制の強化、そして市場と消費者信頼の回復まで、多角的に議論を展開し、テーマを深く掘り下げ、参加者に包括的な視点を提供する。同事件は、今後の業界再編に向けて大きな傷跡を残した。これまでの何がいけなかったのか? 課題は何か? このままでいいのか? 展望はあるのか? 最新情報を織り込みながら、これまでを振り返り、社会に向けて広く問題提起する。
開催方法はZoomウェビナーによるオンライン形式。
<開催概要>
日 時:8月8日(木)、8月26日(月)、9月12日(木)、9月26日(木)のそれぞれ午後2時~4時30分(質疑応答含む)
開催方法:Zoomウェビナーによるオンライン開催
10月末日までは順次、オンデマンド配信を実施する
会 費:一般3万3,000円、会員2万2,000円(いずれも税込)
定 員:50人
申込締切:8月5日(月)
<プログラム(予定)>
8月8日(木)午後2時~4時30分(質疑応答含む)
●セッション1「事件の経緯と法的枠組み」
テーマ:小林製薬『紅麹サプリメント』事件の経緯と課題、巡る検討会を受けて
WNG記者による報告と解説
・事件の詳細な経緯
・機能性表示食品を巡る法的枠組み、なぜ府令・政省令なのか?
・何が問題だったのか? 当時の問題点のおさらい
・解決を急ぎ過ぎた国~目的は何処に?
唐木英明東大名誉教授
・原因は何だったのか?
・機能性表示食品が問題なのか?
・問題を見誤った国の対策
・実態に追いつかない制度上の欠陥
8月26日(月)午後2時~4時30分(質疑応答含む)
●セッション2「行政と事業者の動き」
テーマ:行政と事業者の対応:挑戦と進展
WNG記者による報告と解説
・平成14年&17年通知改正から見えてきたもの
・安全性自主点検とは何か
・厚労省と消費者庁、保健所の対応、その分担は?
・事業者の現状、事件への対応と課題
唐木英明東大名誉教授
・いわゆる健康食品の現状(4種類の健康食品)
・食品および健康食品による健康被害の実態(件数)
・機能性表示食品による健康被害の割合
・被害の大部分が「いわゆる健康食品」によるという事実
9月12日(木)午後2時~4時30分(質疑応答含む)
●セッション3「規制の現状と課題」
テーマ:機能性表示食品の規制の現状と課題
WNG記者による報告と解説
・健康食品GMPの要件化とその責任の範囲とその中身
・原材料GMPとその問題点、責任の所在
・消費者委員会での議論とその影響
・国立健康・栄養研究所DBをめぐる問題
・海外との比較
唐木英明東大名誉教授
・機能性関与成分による被害
・医薬品などの混入による被害
・医薬品などとの飲み合わせによる被害
・製造工程管理の厳格化・HACCP、GMPはどこまで有効か?
9月26日(木)午後2時~4時30分(質疑応答含む)
●セッション4「未来への展望と新情報」
テーマ:紅麹サプリメントとその未来への展望
WNG記者による報告と解説
・プベルル酸だけの問題か?医薬品成分を巡る疑問と仮説
・水面下の情報と業界の動向
・技術革新と業界の透明性向上への取り組み
・法改正の行方~行政はどう動くのか?
唐木英明東大名誉教授
・紅麹問題の影響
・論文の質の問題と誇大広告の問題
・科学者からの提言「政府、業界はどのように対処すべきか!?」
・新たな法律の必要性
参加申し込みは下記よりお願いいたします。
●WNG会員の方はこちらから
●一般の方はこちらから
お問い合わせ先:㈱ウェルネスニュースグループ(TEL:03-6205-8181、E-mail:info@wellness-news.co.jp)