サントリー食品インターナショナル㈱（東京都港区、小野真紀子社長）はこのほど、「menphys（メンフィス）プロジェクト」を始動した。人に言いづらい心身の不調や悩みを抱える若者に向けて、身近な存在である飲料を通じ、前向きな一歩を踏み出すきっかけをつくるというプロジェクト。

　同プロジェクトを始動するにあたり、主に4つの施策を展開する。まず、プロジェクトサイトで若者のリアルな声をまとめた「若者ぶっちゃけ健康白書」を公開。また第1弾商品として、セルフケアドリンク2種『menphys GABA＆アルギニン＆亜鉛』、『――＆大豆イソフラボン＆鉄分』を27日から公式オンラインストアで発売する。
　さらに、心身の不調や悩みに気づき、食事を通じてセルフケアを始めるきっかけをつくる「～悩みごとから注文するカフェ～ CAFÉ menphys」を30日から9月1日の期間限定で、東京・下北沢にオープンする。加えて、同プロジェクトと連動するかたちで、同社従業員向けに、心身の健康問題による生産性の低下を示す“プレゼンティーズム”の改善の一助となることも狙った取り組みを実施する。

　「menphys」（メンフィス）とは、「Mental（心）」と「Physical（体）」を組み合わせた造語。当事者でもある同社の若手社員がプロジェクトを発足・推進しており、“自分を理解・尊重し、心地よく自分らしくありたい”という若者の思いに寄り添いながら、彼らの心身のセルフケアをサポートする。

（冒頭の写真：同社リリースより）