消費者庁、『ブロリコ』のイマジン・グローバル・ケアに措置命令

<ブロッコリー由来成分が「免疫力を高める」と標ぼう>

 十分な科学的根拠もなく、「免疫力を高める」と標ぼうし、サプリメントを販売したとして、消費者庁は1日、健康食品販売会社のイマジン・グローバル・ケア(株)(東京都港区、木下弘貴代表)に対し、景品表示法に基づき、再発防止策などを求める措置命令を出したと発表した。

 同社は、ブロッコリーから抽出した「ブロリコ」と称する成分を含むサプリメント『ブロリコ』を販売している。

自社ウェブサイトの画面(消費者庁の発表資料より)

 消費者庁の調べによると、2016年11月2日~今年1月28日までの期間、自社ウェブサイト(ブロリコ研究所)で「今話題のブロリコと自然免疫活性成分って?」、「免疫力を高めるブロリコ」などと表示し、成分の効能効果について解説。同サイトから資料を請求した消費者に対し、冊子・チラシとともに、商品の注文ハガキ付きチラシと無料サンプルを送付していた。

 送付した冊子・チラシにも、「免疫力を高めるブロリコとの出会い」、「免疫力の低下をあまく見ては、いけません!!」などと表示していた。

 消費者庁では、「ウェブサイト・チラシ・冊子を総合的に見て、商品を摂取するだけで免疫力が高まり、疾病の治療・予防効果が得られるかのような表示をしていた」(表示対策課)と認定。同社から表示を裏付ける資料が提出されたが、合理的な根拠と認められなかったと説明している。

 表示内容が景表法違反に当たると認定し、消費者庁は同社に対し、再発防止策の構築などを命じた。行政処分を前に、同社は今年3月7日付の日刊紙で、表示内容が消費者に誤認を与えた旨を掲載した。

 取材で同社は「成分は成分、商品は商品として分けていると認識し、景品表示法のガイドラインを守って運用していると考えていたが、消費者庁の指摘を受けて広告などを全て修正した。今後は誤解が生じない表記に徹底する」とコメントした。

【木村 祐作】

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